パラフィンとは、石油などから合成されたロウのことで、フェイシャルやボディのパックに用いられます。
普通のロウとの違いは、55度前後の低い温度で溶け、熱伝導率が高いことです。やけどの危険がない上、熱容量が大きくて冷めにくく、皮膚の深部にまで熱が伝わって身体をじっくりと温めます。
またパラフィンの膜で皮膚をしっかり覆うと発汗作用を促進し、皮膚の新陳代謝が高まります。そのため乾燥した肌も改善に導くことができます。パラフィンパックの程よい温かさは、リラクゼーション効果が高く、ストレスの解消も期待できます。
身体の芯まで温まって血行が良くなるため、海外ではリフレクソロジーなどのマッサージの前後に行い、身体をほぐす効果を高めています。
ネイルアートを施す前に行うケアに利用するネイルサロンも多く見られます。ネイルサロンやエステサロンなどでは、パラフィンにビタミンや保湿成分を溶かしこんで、より保湿や美肌の効果を高めています。
パラフィンを使ったパックは自宅でも簡単に行うことができます。市販のパラフィンを溶かし、それで顔や手足を覆い、さらにビニールや専用ミットなどで覆って約10分おきます。その後、パックをはがせば終了です。
パラフィンに好みの香りのアロマオイルやホホバオイルを加えてもいいでしょう。
パラフィンパックは冷えの軽減に効果的ですから、寝る前に足にパラフィンパックをすると、爪先まで温まり、ぐっすり眠ることができます。さらにかかとのこわばりやガサつきも軽減できます。
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