スクワランとは、皮膚内の皮脂に約5%存在している油分です。
純度の高い不飽和炭化水素で、酵素と結びつきやすいという特徴があり、体内の各細胞に酵素を供給する働きをしていると考えられています。
皮脂は肌の表面で汗の成分と交じり合い、皮脂膜を作ります。皮脂膜は、紫外線や乾燥などの刺激や雑菌などから肌を守り、水分の蒸発を防ぐ働きをしています。また肌のやわらかさも保っています。健やかな肌は皮脂膜のコンディションが良いということができます。
体内で分泌されるスクワランは、25歳を境に減少していきます。スクワランの量が減ると、乾燥しやすくなるのに加え、皮脂膜のバランスが崩れて刺激に弱い肌になります。そのため化粧品などでスクワランを補う必要があります。
化粧品に配合されているスクワランは、サメ類の肝油や、オリーブオイル、小麦胚芽油から採取されるスクワレンと呼ばれる油分に、安定性を高めるために水素を添加して作られています。
他の油分に比べ酸化しにくく、精製を重ねた純度の高いスクワランは非常に安定しています。油分といってもベタつきがなく、保湿力が高いのが特徴。表皮細胞への浸透性にも優れています。刺激がほとんどないため、敏感肌用の化粧品にもスクワランは配合されています。
スクワランが主成分の健康食品も多数販売されています。サメの肝油として長年親しまれているものは、スクワレンです。美肌効果だけでなく、ガンや高血圧などにも効果が期待できます。
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