ホホバ油とは、常緑樹ホホバの果実から採取した油脂のことです。
ホホバは南米大陸やメキシコなどの乾燥地帯に多く見られるツゲ科の低木で、-6度から45度まで適応できる強い生命力を持っています。メキシコとアメリカ南西部の先住民は、強い日光を浴びた肌と髪を保護するためにホホバ油をつける他、体調管理のために身体に塗っていたと伝えられています。また南米の先住民は、ホホバ油を「金の液」と呼んで使っていました。
ホホバ油は人体の細胞の分子構造に近いという特徴を持っています。そのため、人工心臓の潤滑油としても使用されています。
安定性が非常に高く、70度以上の高温に4日間さらしていても、品質に変化が見られなかったという実験結果が残っています。半永久的に腐敗することがないと言われ、長期的に保存する場合も防腐剤が必要ありません。
ホホバ油の主成分は、抗酸化作用が高いビタミンEを始めとしたビタミン類、アミノ酸、ミネラル類ですが、ワックスエステルという成分も含まれています。
ワックスエステルは人間の皮膚の皮脂に含まれていて、雑菌など進入を防ぐバリア機能と水分を保つ機能があります。そのためワックスエステルが不足すると肌が乾燥し荒れた状態になりますが、ホホバ油をつけることで補うことができます。
ホホバ油は肌につけると肌の皮脂バランスを整え、うるおいを与えます。抵酸化成分が豊富なため、アンチエイジングケアにも適しています。また頭皮につけると、育毛環境を整える効果が期待できます。
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