ニキビ痕とは、ニキビが炎症を起こして皮膚組織を破壊した状態のことです。
ニキビができてもそのまま放置していたり、適切でないスキンケアや治療を行うと炎症を進ませる場合があります。その他、肌につける衣服や寝具を不潔な状態であったり、ニキビの治療後に患部を保護しないことも原因になります。
ニキビ痕には陥没型(かんぼつがた)と隆起型(りゅうきがた)の2種類があります。炎症によって皮膚組織が欠損または萎縮した場合、欠損した部分に増殖した肉芽組織(にくがそしき)が古くなって、繊維化していきます。
すると皮膚の表面に瘢痕組織(はんこんそしき)ができ、陥没型のニキビ痕となります。一方、破壊された組織が正常に修復されず、増大してしまった場合には隆起型のニキビ痕ができます。
ニキビ痕は軽度の場合は、化粧品で治療ができます。凹凸が少ないようであれば、フルーツ酸を配合した美容液などでケミカルピーリングをし、角質層を削り取ることで改善が期待できます。
ニキビ痕に色素が沈着している場合は美白用化粧品を利用します。重度のニキビ痕には美容外科でのレーザー治療が効果的といわれています。医療用レーザーを照射することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ニキビ痕も消していきます。
最近では線維芽細胞成長因子(せんいがさいぼうせいちょういんし)であるFGFを用いた治療も注目を集めています。FGFに炭酸ガスレーザーを組み合わせることによって治療効果が高まったという報告もあります。
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