シミとは、皮膚内で作られるメラニン色素が皮膚の表面に沈着してできた黒い点のことです。
シミの種類のうち、ソバカス、肝斑(かんぱん)、花弁性色素沈着(かべんせいしきそちんちゃく)の3種は紫外線の影響でできます。
皮膚に紫外線を大量に浴びると細胞内に活性酸素が増え、表皮内の基底層にあるメラノサイトが刺激されてメラニン色素の生成が活発になります。そのため皮膚の色が一時的に黒くなりますが、新陳代謝によって新しい皮膚が生まれる際にメラニン色素は剥げ落ちて、肌の色が元通りになります。
ところが肌の一部にメラニン色素が残ると、沈着してシミになるのです。できたシミのうち、薄いものをソバカス、褐色で左右対称の位置にできるものを肝斑、背中や肩にかけてできる豆粒大のものを花弁性色素沈着と呼びます。
炎症性色素沈着はニキビややけどなどの炎症が原因でできるシミ、老人性色素斑は加齢によって額から頬にかけてできるシミです。
女性の場合は、排卵日から生理が来るまでの約2週間はホルモンの関係でメラニン色素が活発に生成されます。妊娠中にもメラニン色素が多く作られます。
また体内の活性酸素はストレスや喫煙、ビタミン不足などでも増えることがあります。シミの原因はさまざまですが、日焼けどめをつけて紫外線を防止し、肌のターンオーバーを順調にしておくことで防ぐことができます。
できてしまったシミのケアは、メラニンの排出に働くビタミンCが配合された化粧品やサプリメントを利用する他、マッサージや入浴で血行を促進して新陳代謝を高めます。
うるおい不足の肌はターンオーバーを乱しますから、水分補給も欠かさないようにしてください。
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