硬毛とは、毛髪や体毛が硬くて太い状態のことです。
一般的に毛髪は、硬毛と軟毛の2種類に分けられます。本来であれば乳児期から思春期にかけて、成長とともに細く柔らかい軟毛が太くてコシのある硬毛に変化していきます。
しかし成人後に、何らかの原因で毛髪の成長期が短くなってしまうと、硬毛が細く短い毛に変わっていくことがあります。毛髪が十分成長しなくなると、毛根も萎縮していき、その毛根から生えてきた毛は1年も経たずに抜けていきます。
毛根の萎縮が繰り返されると、細く色素が少ない軟毛が増え、徐々にうぶ毛のようになっていきます。さらに萎縮が進むと、新しい毛が生えない毛根が増えて、軟毛の本数も減っていきます。この状態は男性型脱毛症でよく見られます。
毛髪以外の体毛やムダ毛が増えるのは、ホルモンなどの影響によって色素が増え、硬く太くなったことが原因です。本数そのものは増えているわけではありません。こうした状態のことを硬毛化といいます。
体毛の場合は、医療用レーザーで脱毛処理を受けた体毛が硬毛化する場合があります。硬毛化は、どの部位にでも見られるわけではなく、背中の産毛や二の腕のムダ毛が多いようです。
現在のところ、医療用レーザーが原因とは断言できませんが、レーザーの刺激が産毛の硬毛化を進ませる可能性は高いと考えられています。
そのため美容外科や皮膚科で、背中や二の腕の産毛の医療レーザー脱毛を受ける際には、医師とよく相談をして、注意を払う必要があります。
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