軟毛とは、毛髪や体毛などが柔らかく細い状態のことです。
軟毛は直径が30μm以下で、メラニン色素が少ないために色も薄くなっています。乳児期の頭髪は軟毛がほとんどです。またほぼ全身を覆っていて「産毛」ともいわれています。
毛髪の硬さは、毛表皮(もうひょうひ)を作っているキューティクルの枚数によるといわれ、キューティクルが多いと硬くなります。軟毛はキューティクルの枚数が少ないため、パーマやカラーに使用される薬剤の浸透性が高く、ダメージを受けやすいといえます。
また軟毛の内部にあるシスチン結合の量も少なく、硬毛に比べ、パーマのかかり具合や持ちが悪いといわれています。
硬く太かった毛髪が細く軟らかくなることを「軟毛化現象」といい、抜け毛や薄毛をもたらします。この現象は男性ホルモンが髪の成長を抑制することによって起こりますが、男性だけでなく女性にも見られます。
また年齢が若いほど、進行が早いといわれています。抜け毛とともにフケの量が増えていたり、抜けた髪のうち極端に短い髪があるようであれば、注意が必要です。
軟毛化の進行を防ぐためには、抗男性ホルモン剤を内服すると効果があるといわれていますが、これは男性だけで、小児や女性には効果が見られません。
マッサージで頭皮の血行を促し、シャンプー剤で余分な皮脂を取り除いて毛穴を常に清潔にします。バランスのとれた食事や十分な睡眠も欠かせません。ストレスは育毛の妨げになりますから、上手に解消するようにしましょう。
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