ヘアカラーとは、毛髪内部のメラニン色素を脱色したのち、着色していく染毛剤のことです。
分類上は医薬部外品にあたります。色は約2ヵ月持続し、シャンプーをしても、退色しません。使用前の皮膚のパッチテストは毎回必要になります。
市販のヘアカラーは、2種類の液剤によって構成されています。1剤は酸化染料とアルカリ剤、2剤は酸化剤です。1剤と2剤を混合させると、酸化染料が発色していきます。1剤と2剤を混ぜたものは混合液と呼ばれ、毛髪に混合液をつけると、1剤の中にあるアルカリ剤が髪のキューティクルを開いて、染料が髪の内部まで浸透していきます。
またメラニン色素を分解し、染料を発色する酸素を発生させます。染料の分子は毛髪内で結合し、大きくなっていくため、髪の内部に閉じ込められてしまいます。そのため色が髪に定着します。
一般的に、細く柔らかい髪はヘアカラーが浸透しやすく、太く硬い髪は浸透しにくいといわれています。浸透しにくい髪質の場合、放置時間を少し長めに置き、希望の色より明るめの色を選ぶといいといわれています。
またヘアカラーは、室温によっても効果は異なります。室温20~30℃を基準に放置時間が設定がされているため、それよりも寒いときは長く、暑いときは短くするといいでしょう。
ヘアカラーはキューティクルを開いて染料を浸透させるため、あまり頻繁に使用すると髪にダメージを与えます。また妊娠中は、ヘアカラーの1剤に含まれる成分に対してアレルギーを起こしやすいといわれているため、避ける方がいいでしょう。
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