ストレスとは、心身に加えられた要求に対して起きる反応の一種です。
カナダの学者ハンス・セリエが1935年に定義し、反応を引き起こす刺激を「ストレッサー」、それに反応し、歪みを起こした状態のことを「ストレス」に分けました。
ストレスは心身に有害なものだけでなく、生活に張りを与え、成長を促す種類のものもあります。しかし個々の適応能力を越えるような大きなストレスは、過度の緊張状態をもたらし、心身を疲弊させてしまうことになります。
そのためストレスが有害であるかどうかは、程度と個人の適応能力との相関関係で決まります。
美容の面では、ストレスは確実に有害です。ストレスを感じると体内に活性酸素が過剰に発生します。活性酸素は本来、がん細胞やウイルスを排除する働きをしますが、過剰に作られると体内の細胞や器官にダメージを与えて老化を促進し、病気を引き起こします。
皮膚細胞が活性酸素によるダメージを受けると、シミやシワの原因となります。また自律神経に乱れを生じさせるため、ホルモンバランスを崩し、男性ホルモンが活性化します。
男性ホルモンが過剰になると、皮脂の分泌が増えて、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因にもなります。さらに抹消血管が収縮し、血液の循環が悪くなることもあるため、クマやくすみの原因にもなります。
ストレスによってホルモンバランスが崩れると、肌のコンディションをスキンケアで整えることが難しくなります。肌荒れとともに便秘や不眠が続くようであれば、ストレスの解消に努めるようにしましょう。
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