日常食品ピラミッドとは、1日に摂るべき食品をグループ分けして、ピラミッドのように組み立てた図のことです。
アメリカ農務省によって1980年に発表され、5年ごとにリニューアルを繰り返しています。多くの種類の食品をバランスよく食べることによって必須栄養素を適量摂取できると同時に、ガンや生活習慣病のリスクを減らすことに役立つとされています。
日常食品ピラミッドでは、1日のエネルギーの所要量が1600kcalの場合と、2400kcal以上の場合に分けられています。そしてそれぞれの食品群から摂取すべきものの量が品目数の形で示されています。
ピラミッドは基本的には4段構造で、その頂点にある油脂や糖分はできるだけ控え目に摂りますが、2段目の牛乳や乳製品、玉子、魚介類や肉類、豆製品はそれぞれ2~3品目、3段目の野菜や果物は3~5品目、4段目の穀類、パン類、麺類は6~11品目摂るように奨められています。
1回の食事で品目が不足していたり、食べ過ぎた時には次の食事で調整します。また1週間でピラミッドのどの部分が足りなかったか、脂肪や糖分の摂り過ぎはなかったかを振り返るといいでしょう。
日常食品ピラミッドは必要な食品がわかりやすい一方で、食品の質に注目していないのが欠点ともいわれています。
たとえば同じ油脂でも酸化しやすい飽和脂肪酸と酸化しにくい不飽和脂肪酸の区別がされておらず、すべてを控えるように指導しています。そのため食品の質や内容に対する配慮を求める声が専門家からも上がっています。
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