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契約時に気をつけること

土曜日, 6月 28th, 2008

サロンが悪徳かどうかは、人によってサロンとの相性があるので一概には言えません。どんなに良心的なサロンも、単なる行き違いから「悪徳」と言われてしまうことだってあるのです。それでも、悪気がなかったとしても騙されたような気になるのはやっぱり嫌ですよね。ここでは、サロンと契約を結ぶ際に「特に気をつけた方が良いこと」についてお話します。

有効期限・保障期間

通常、フェイシャルやボディ痩身のコース契約では利用回数が決まっています。週に1~2日通うことを前提としてコースを組むことが多く、忙しい方は気がつけば「有効期限が切れてた!」なんて悲しい事態もあります。こうなってはとても残念です。きちんと確認しておきましょう。

永久脱毛では、利用回数の決まっているものと無制限のものがあります。有効期限にかんして注意することはフェイシャルやボディと変わりませんが、永久脱毛の場合は「保障期間」にも注目しましょう。契約期間後もムダ毛が残っている場合にどれだけ保障してくれるかというものです。「契約期間終了後は一回照射1000円」や「無料」など、サロンによって異なります。契約時には見落としがちなことなので注意しておきましょう。

予約状況

せっかくフリーパスクーポンを購入したのに、思うように予約が取れなくて結局高くついてしまった…なんて落とし穴もあります。この手の「期間中無制限クーポン」は、自分のスケジュールとサロンの混み具合をよく把握した上で購入しましょう。

担当者と指名料

できれば気に入ったエステティシャンに毎回担当してもらいたいですよね。反対に、もう二度とごめん!なエステティシャンもひとつのサロンに一人くらいはいたりするものです。気持ちの良い時間を過ごすために、担当者のこと、指名料の有無を確認しておきましょう。

化粧品の値段も込みなのかどうか

昔はコース契約と同時に「サロンストック用化粧品」を買わなければならないサロンが主流でした。こうなると、初めにコース契約で支払うものとは別に途中でまた化粧品を購入しなければならなくなります。コース契約時には内訳もきちんとチェックしておきましょう。

トラブルがあった時に

土曜日, 6月 28th, 2008

じゅうぶんに気をつけていたつもりでも、トラブルが起きてしまったら?

肌トラブル、体調が悪くなった場合

まず、本当の原因を突き止めなければなりません。とはいえ、肌や体調のトラブルの原因は複合的なものなので原因の特定は非常に難しいことです。けれど、確実にサロンへ通いだしてから、また、コスメを切り替えてからトラブルが起こったという確信があるなら、サロンへ相談する前に一度皮膚科で診察してもらうことをお勧めします。これには二つのメリットがあります。

1.訴訟問題となった場合に医師の診断書は強い味方になる。

肌トラブルは、炎症が目立つうちに診てもらわないと完治してからでは遅い。

2.先に専門家の意見を聞いておくことで、サロンで落ち着いて対処できる。

悪質なサロンでは、かなり雑な対処をされてしまいます。特にトラブル慣れしたサロンだと「クレーム対処マニュアル」があるくらいですから、うまく口車に乗せられてしまって後で後悔することも少なくありません。ただ「合わなかった」と諦める前に、施術が雑ではなかったか、商品の返品は可能かを話し合ってみましょう。

経済的理由、または生活の変化などで解約したくなった場合

「帰宅して冷静になったら後悔した」「コースが半分以上残っているけれど、急な転勤で通えなくなった」など、とにかく契約を解消して返金をしてもらいたい場合。クーリングオフの有効な期間中なら、必要書類を作成して送付するだけでOKです。

あとは、引き止めてくるサロンの口車に乗せられないこと。問題は「中途解約」です。契約時に中途解約についてサロンから説明を受けているはずなので、その規定に従うしかありません。示談となった場合はちょっと厄介です。残りのコース分を返金してもらえることはほとんどありません。「返金は無理なので、代わりに商品を購入してください」と強気に断られることが多いでしょう。

訴訟を起こす前に

訴訟を起こすのはかなりのエネルギーと時間と費用が必要です。5万円のトラブルのために数十万円かかってしまう訴訟を起こすのは稀なケースです。あまり費用がかからず、書類だけで起こせる訴訟もありますが、その前に「消費者センター」へ相談しましょう。

センターは親切に対処法を教えてくれます。よほど悪質ならばセンターが直接サロンへ警告をします。かなり悪質なサロン経営者は消費者センターに注意を受けたくらいではびくともしませんが、大半は消費者センターの警告には敏感です。センターには、毎日多くの相談が寄せられています。トラブルに頭を悩ませているのはあなただけではありません。「迂闊だった」と自分を責める前に、まずは相談して対処法を教えてもらいましょう。

実際に目にした・聞いたトラブル

土曜日, 6月 28th, 2008

内部からいろいろなエステサロンを見てきましたが、無責任なサロンはやっぱり多くのクレームを抱えていました。一番厄介なのは、エステティシャンが自分たちの異常さにまったく気がついていないケースです。ここで挙げる例はちょっと特別ですが、いつ身に降りかかってくるとは限らないことです。

勝手に契約書を送信

一日置きに通われてスタッフとも親しくなっていた常連客のRさんが、ある日怒り狂って来店されました。なんと「契約した覚えはないのにカード会社から連絡がきた」というのです。いくつかのコースを掛け持ちで契約しておられたので、Rさんの勘違いではないだろうかと私達は考えました。いくらなんでも勝手に契約するなんて「常識では」考えられないことです。

それが、本当に非常識なスタッフがいたのです。Rさんが迂闊にも印鑑をテーブルに出したままお手洗いへ立った隙に、ノルマに追われた店長は「勝手に」契約書にサインと捺印をしてカード会社に送信。店のトップ自らが行っていたことなので、他のスタッフはこの事実を知らなかったのです。Rさんに対する弁解は「契約書の作成は面倒だから私が変わりに済ませておいた。親切心だったのに」という呆れたもので、Rさんの怒りは当然のことながらおさまることはありませんでした。

予約が取れない

資金繰りに困ったサロンは強硬手段に踏み切ります。特に月間売り上げの締め日が近いと、コースの大安売りをしてまで契約を取ろうと必死です。そこで、ありえないほど安いコースを提示したサロンがありました。60万円の一年間フリーパスコースです。もうすでに常連であったTさんはサロンの事情をよくご存知でした。通常一回のフェイシャルトリートメントが三万円のサロンでしたから、60万円でボディもフェイシャルもスキャルプも全部通い放題となれば飛びついてしまうのは当然のことでしょう。予約の取りやすい時間帯もスタッフの技術力もよく把握していました。

しかし、その場の売り上げが欲しかっただけの幹部は、スタッフに「あまりTさんの予約は取らないように」と指導していたのです。Tさんは、フリーパスコースに切り替えた途端にほとんど予約の取れなくなったサロンに不信感を抱き、三ヶ月を過ぎた時点で三回しか施術を受けられなかったことを切っ掛けにサロンへクレーム。埒が明かないと判断し、訴訟へ踏み切りました。