Archive for the ‘美容の悩み関連用語’ Category

顔のぜい肉(かおのぜいにく)

月曜日, 1月 18th, 2010

顔のぜい肉とは、体重の増加などに伴って顔についてしまった脂肪のことです。

特に頬やあごは脂肪がつきやすい部位です。この部分にぜい肉がつくと、脂肪の重さによって垂れ下がり、顔の中心から口元までのラインが崩れてしまいます。

また顔の筋肉が衰えるとリンパの巡りも悪くなります。あごはリンパ管が集まっているため、水分がたまるとその重みで二重あごになってしまうのです。

顔のぜい肉は、ダイエットをすれば解決されるというわけではありません。適正な体重にすることは必要ですが、頬についた脂肪を持ち上げている表情筋を鍛えることでリフトアップし、むくみを取るようにする必要があります。

実は表情筋は日常生活での使用率が約30%と低いため、衰えやすくなっているのです。顔の表情筋を鍛えるにはマッサージやエクササイズが効果的といわれています。

リンパの流れに沿ってマッサージをすることで、顔全体が引き締まったように見えます。脂肪とともに溜まった老廃物も排出することができます。風呂あがりに乳液などを利用して、顔の中心から外側にむかって、親指でやさしくマッサージするといいでしょう。

マッサージ以外にも、ガムを噛み、毎日大きな声で「あえいうえおあお」と言うといったエクササイズも続けていくことで効果が上がります。

もし顔のむくみがひどいようであれば、まずはマッサージや食事療法で全身のむくみを解消しましょう。重度のぜい肉の場合は、美容外科での脂肪吸引、メソセラピー、脂肪溶解注射といった施術で脂肪を溶かし、排出します。「サーマクール」というシワやたるみを治療する専用器も効果的です。

法令線(ほうれいせん)

月曜日, 1月 18th, 2010

法令線とは、鼻の両脇から唇の両端にかけて伸びているハの字型の2本のシワのことです。

医学的には「鼻唇溝」(びしんこう)と呼びます。口を開ける時に必ず折れ曲がる部分であるため、シワが刻まれやすいといわれています。

一般的には、法令線は若い肌には目立たず、加齢とともに目立ち始めるようになります。年とともに肌の弾力性が失われていく上に、頬などについた脂肪を持ち上げている表情筋の筋力も弱くなるからです。

頬の脂肪が垂れ下がってくると、自然と法令線も深くなっていきます。若くても、紫外線や乾燥によってダメージを受けた肌は一時的に法令線が深くなることがあります。

一般的には、あごが小さくて細いと、法令線が深くなりやすいといわれています。法令線の深さは、見た目年齢を大きく左右します。法令線が目立つようだったら、保湿重視のケアを心掛けましょう。肌のうるおいを保つ働きのあるセラミドやヒアルロン酸などが配合された化粧品を利用します。

口角の脇から頬にむかって頬を持ち上げるように大きな円を描くマッサージで血行をうながし、表情筋を鍛えるエクササイズを行うと、より効果的です。

肌を強く刺激すると逆にシワが深くなるので、マッサージの際は必ずオイルかクリームを使います。また肌の弾力を作るコラーゲンを食品やサプリメントで積極的に補うといいでしょう。

即効性を求めるのであれば、美容外科で、法令線に直接ヒアルロン酸を注入する治療があります。たるんだ筋肉を特殊な糸を使って吊り上げるフェイスリフトも効果的です。

敏感肌(びんかんはだ)

月曜日, 1月 18th, 2010

敏感肌とは、温度差やちょっとした刺激でトラブルを起こしやすい肌のことです。

皮膚内に水分を保つ能力が低く、皮膚表面の皮脂膜が不足しているため、外部からの刺激に弱くなっています。

敏感肌では、角質層の皮膚細胞と細胞の間に存在しているセラミドという脂質が不足しがちです。セラミドは本来であれば角質層にある全脂質の40~60%を占めていて、角質層内に水分を溜め込む重要な役割をする成分ですが、不足すると肌のバリア機能を低下させるため、炎症を起こしやすくなるのです。

敏感肌の原因は遺伝的な体質によるものが多いようです。アトピーなどのアレルギー体質の場合、雑菌や化学物質など刺激を起こす物質が角質層内に侵入すると、免疫機能が過剰に働いて、皮膚が炎症を起こします。

またストレス、ホルモンバランスの崩れ、栄養不足なども敏感肌の原因になります。外的な要因としては、肌質に合わない化粧品を使い続けたことや、季節の変わり目に温度の変化に肌がついていけず、一時的にターンオーバーが乱れていることがあります。肌が極度に乾燥すると、バリア機能が衰えて敏感な状態になりますが、こうした肌は乾燥性敏感肌と呼ばれます。

敏感肌の場合は、刺激になりやすい化学成分が含まれた化粧品の使用を避け、保湿を第1に心がけます。

肌に痛みやかゆみがある場合は絶対に手でこすらないようにし、赤く腫れているようなら皮膚科で外用薬や治療用のクリームを処方してもらうといいでしょう。

美容外科ではプラセンタを注射することで、細胞の生まれ変わりを活発化し、敏感肌を治療する施術も行われています。

日焼け(ひやけ)

月曜日, 1月 18th, 2010

日焼けとは、紫外線を浴びたことによって肌が元の色より黒くなることです。

紫外線には波長の長さが違うA波とB波とC波がありますが、皮膚内にあるメラニン細胞の働きを活発化して、肌を黒くする効果があるのはB波です。

日焼けには炎症を伴うサンバーンと色素を沈着させるサンタンの2種類があります。サンバーンの場合は、紫外線を浴びて2~6時間後に皮膚が赤くなり、火ぶくれや痛みを伴います。

対処としては、患部を十分冷やした後、皮膚科で治療を受けます。生まれつき色白の人はサンバーンを起こしやすいといわれていますから、大量の紫外線を浴びないように気をつけましょう。

サンタンは、肌の赤味がなくなって数日後に現れ、数週間から数ヵ月の間、肌が黒くなります。また皮膚が剥がれることもあります。

サンバーンは日光皮膚炎ともいいます。紫外線B波が皮膚の真皮層にある乳頭体(にゅうとうたい)まで達し、その結果、乳頭体内の毛細血管が充血することによって起こります。

一方サンタンは、紫外線A波がメラニン色素の生成を促し、皮膚の新陳代謝によってメラニン色素が体外に排出されるまでの間、皮膚が変色している状態のことです。

日焼けはやけどの一種でもあります。そのため痛みや発熱を伴う場合もあり、極端な日焼けをすると身体が衰弱して入院を要するケースもあります。

また皮膚ガンのリスクが増加するという説もあります。日焼けを望む場合であっても、紫外線の量が多い午前10時から午後2時を避け、日焼け止めをムラなく肌に塗り、サンバーンの危険を避けます。正しいケアをしながら、日数を重ね、段階的に焼いていくのがベストです。

赤ら顔(あからがお)

月曜日, 1月 18th, 2010

赤ら顔とは、顔の皮膚の赤みが強く、常に紅潮しているように見えることです。

皮膚が薄い人や、血流が悪い人には特に目立ちます。赤ら顔の第一の原因は、うっ血です。緊張や温度変化により拡張した毛細血管に大量に血液が流れると、皮膚の表面から赤く透けて見えることがあります。

また皮脂の分泌量が過剰になると皮膚が赤くなって、かゆみをもたらす脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)も原因に挙げられます。

幼児期に発症した場合は、年齢を重ねることで症状が治まることが多いようですが、成人後に発症した場合は完治まで時間がかかります。

他にニキビの炎症や誤ったスキンケア方法も赤ら顔を悪化させます。強すぎるピーリング剤を使用したり洗顔時に顔を強くこすると皮膚の表面にある角質が無理やり剥がされて、より毛細血管が透けやすくなるためです。また皮膚を傷つけると、肌のバリア機能を低下させるため、一層治りにくくなります。

加齢も赤ら顔の原因の1つです。 加齢によって新陳代謝は衰えると肌トラブルを起こしやすくなるためです。女性の場合、更年期障害による「のぼせ」または「ほてり」も一時的に赤ら顔の原因になります。この場合は手足を温め、冷えを防ぐことで、症状が和らいでいきます。

赤ら顔のスキンケアは低刺激の化粧品で水分と油分のバランスを整えることが一番です。またアルコールの過剰な摂取や香辛料などの刺激物を取りすぎないようにします。

美容外科での医療レーザーやフラッシュ光線による治療も有効です。脂漏性皮膚炎が疑われる場合は自己診断をせず、皮膚科で治療を受けましょう。

吹き出物(ふきでもの)

月曜日, 1月 18th, 2010

吹き出物とは、皮脂や古い角質などが毛穴に詰まり炎症を起こしている状態のことです。

ニキビと同じものですが、一般的には思春期以降のニキビは吹き出物と呼ばれています。

皮膚にはさまざまな菌が生息していて、吹き出物を起こすアクネ菌もその1つです。アクネ菌は皮脂を好むため、過剰に皮脂が分泌されると増殖していきます。何らかの原因で角質層が厚くなって毛穴がふさがれると、皮脂が排出されないためにアクネ菌が増殖し、吹き出物をもたらします。

ニキビは額を中心にできますが、吹き出物はアゴや髪の生え際などのフェイスラインにできやすいことが分かっています。

原因はさまざまで、不規則な生活や偏食、ストレス、ホルモンバランスの崩れ、間違ったスキンケアなどが挙げられます。また胃腸の働きが弱まると、口の周りに吹き出物ができやすくなるといわれています。吹き出物は完治しにくく、医療機関での治療が必要になるケースも多く見られます。

吹き出物を防ぐためには、皮膚を清潔に保ち、規則正しい生活を送ることが必要です。ていねいな洗顔で汚れを落とします。強くこするなど肌に刺激を与えすぎないようにします。食事では刺激の強いものや脂肪分の多い食物を控えるようにします。

できてしまった吹き出物を早急に治すには、皮膚科で抗生物質や塗り薬を処方してもらうのが一番です。

また刺激の少ない化粧品を使用し、正しいスキンケアを行うことも有効です。吹き出物によってできた痕は、皮膚科や美容外科での医療レーザー治療やケミカルピーリングで目立たなくさせることができます。

色素沈着(しきそちんちゃく)

月曜日, 1月 18th, 2010

色素沈着とは、皮膚内のメラニン色素がターンオーバーによって排出されず、顔などの部位または全身に蓄えられて、黒ずんでいるように見えることです。

肌のくすみやシミ・そばかすをもたらすこともあります。色素沈着が起きやすい部位は、顔などの常に外気にさらされている部分の他、シワとシワの間、衣服が常に当たっている場所などです。腋の下や肘、乳首や乳輪、尻などにもよく見られます。

色素沈着の主な原因は紫外線の影響と摩擦による刺激です。皮膚を摩擦することによってできる色素沈着は摩擦メラノーシスともいいます。特にナイロン製のタオルなどで毎日強く皮膚をこすると色素沈着を起こすことがあります。

また加齢による皮膚の新陳代謝の衰えや、ホルモンバランスの乱れ、肝機能の低下などによって、体内の老廃物が皮膚に沈着し黒ずんで見えるケースもあります。

その他、ニキビ痕にも色素が沈着することもありますし、アトピー性皮膚炎の炎症による色素沈着も見られます。唇の色素沈着は、口紅の拭き取りが十分でないため、色素が蓄積していった結果起きるといわれています。

色素沈着が目立つ場合は、皮膚科でハイドロキノンやアルブチンなどの漂白効果のある薬品を用いて治療します。これらの成分が配合されているホワイトニングケア用の化粧品も販売されています。

生活面では規則正しい生活を送り、正しいスキンケアを行うことで肌の新陳代謝を高めることが大切です。アトピー性皮膚炎による色素沈着はフラッシュ光線を使った治療が用いられることもあります。

小じわ(こじわ)

月曜日, 1月 18th, 2010

小じわとは、乾燥が原因で表皮部分にできる細かいしわのことをいいます。

別名「ちりめんじわ」ともいわれます。目元や口元など、表情を動かす筋肉が集まっていて、常に動いているような部分に小じわはできやすくなっています。

表情が豊かであったり目を大きく開けるクセがある人の場合は、より目立ちやすくなります。また目もとや口元などは皮膚の層がもともと薄いため乾燥や老化などの影響を受けやすく、他の部位に比べ、小じわができやすくなっています。

小じわの一番の原因は皮膚内の水分不足です。たとえ若くても、水分量が不足していたり、角質層の状態が不安定であると小じわができやすくなります。

また日焼けや不規則な生活、栄養不足なども皮膚組織の破壊につながるため、小じわの要因になります。

30代を過ぎると、肌の弾力のもとである真皮内のエラスチン繊維やコラーゲンの働きが衰え、肌のはりや弾力が失われていきます。また皮膚の内部に水分を保持する働きのあるセラミドやヒアルロン酸などの成分の分泌量も減少します。

すると小じわだったしわが、より深いしわになっていきます。加齢による深いしわは真皮層に達しているため、改善することが難しくなります。

乾燥が原因の小じわの場合、水分が補給されると一時的にしわが和らぎます。しかし時間がたつと元の状態に戻るようであれば、しわの溝が深くなってきていると考えられます。

表皮にできたしわであれば適切なケアを行うことで軽減が可能ですから、保湿力の高い専用の美容液やクリームを利用して、潤いを取り戻すようにしましょう。

脂浮き(あぶらうき)

月曜日, 1月 18th, 2010

脂浮きとは、皮脂の分泌が活発になりすぎて、皮膚の上に皮脂があふれている状態のことです。

特に額や鼻にかけてのTゾーン周辺によく見られます。脂浮きがしやすいのは、もともと皮脂の分泌量が多いオイリー肌の人や油分の多い食物を頻繁に食べる人だといわれます。

一方で、脂浮きを防ぐために必要な油分まで取り去ってしまうことによって、より過剰な脂浮きが起こることもあります。

たとえばあぶら取り紙を使って頻繁に皮脂を取っていると、皮膚は皮脂が足りない状態だと認識して、皮脂の分泌を活発に行います。

また表面に小じわなどがなく、どちらかというと脂っぽいのに、皮膚の内部では水分が不足している、いわゆるインナードライ肌にも脂浮きがよく見られます。

脂浮きを軽減するには油分を取るだけでなく、水分を補給して、皮膚内の脂分と水分のバランスを整えることが必要です。

洗顔後には化粧水をていねいにつけて水分を補います。化粧水をつけるときは手にとって温め、何度も重ねづけするといいでしょう。化粧水によって浸透した水分が、皮膚の表面から蒸発しないように乳液やクリームなどの油分でふたをします。

水分は常に蒸発していくため、化粧を直すときも、ティッシュで余分な油分をとったあと、スプレータイプの化粧水で補うといいでしょう。

オイリー肌で重度の脂浮きの場合は、美容外科で皮脂を作る皮脂線を縮小する施術を受けると有効です。内服薬を飲んで1~4時間後に、特定の波長の光を5~10分照射することで約6ヵ月間、脂浮きを減少する効果が続きます。

肝斑(かんぱん)

月曜日, 1月 18th, 2010

肝斑とは、シミの一種で、頬や額にかけて左右対称に広がっています。

色が淡い茶色で、肝臓に似ていることから、その名がつきました。まぶたにはできないため、下まぶただけが白く映り、眼鏡をかけているように見えます。また左右対称に現れないケースもあります。

肝斑は、20代後半から40代の女性に多くみられます。

原因はさまざまですが、根本的な原因が解明されていないため、完治が難しいといわれています。紫外線の影響はもちろんのこと、女性ホルモンとの関係も大きいため、「ホルモンじみ」といわれます。

妊娠や経口避妊薬の服用によって肝斑ができる場合もあります。他にも皮膚を刺激を与えすぎたことでバリア機能が低下し発生する場合や、睡眠不足、ストレスなど複雑な原因が上げられます。また体調や生理周期によって、色の濃淡が変わることも多く見られます。

肝斑は、アザの一種である後天性真皮メラノサイトーシスや、皮膚炎による色素沈着症に似ているため、それらと間違えられることもあります。それぞれ治療の方法が異なりますから、自己診断はせず、皮膚科で診察を受けることが大切です。

皮膚科での肝斑の治療は、内服薬や外用薬が用いられます。よく処方されるのが色素の沈着を抑える働きのあるトラネキサム酸です。服用後、4~5週間で効果が出てきます。

外用薬にはメラニンの生成を抑える働きのあるアルブチンや甘草エキス、コウジ酸が配合されています。

他に、美容外科ではケミカルピーリングやビタミンC誘導体のイオン導入などの治療も用いられています。

乾燥肌(かんそうはだ)

月曜日, 1月 18th, 2010

乾燥肌とは、外的または内的要因によって水分が不足した状態にある肌のことです。

皮膚の内部では皮脂膜と呼ばれる皮脂と汗の水分が混ざった天然の保湿成分が作られ、肌の表面を覆っています。

この保湿成分が失われると、皮膚内の水分と油分のバランスが崩れ、肌の表面から水分がどんどん蒸発していきます。その結果、乾燥が進んでいきます。

皮脂膜は肌を雑菌や刺激などから守るという大切な役割もしています。そのため乾燥が進むと肌がひび割れ、外的刺激に対して敏感になり、痛みやかゆみをもたらす場合もあります。

乾燥肌は、生来の皮脂不足や誤ったスキンケアで皮脂を取りすぎたこと以外に、加齢や紫外線が原因で起こります。

体内で生成される水分保持力の強いヒアルロン酸やコラーゲンなどの繊維は年齢とともに減少していきます。また女性ホルモンの減少もコラーゲンの生成量を減らします。

紫外線を大量に浴びた肌はターンオーバーが早まりますが、そうして生まれた肌は水分と脂質のバランスが取れておらず、皮脂膜も少なめです。また紫外線がコラーゲン繊維を破壊すると、肌の弾力が失われ、保湿力も弱まります。

肌の乾燥を和らげるには、皮脂をとりすぎない洗顔料を使い、洗顔後は化粧水で水分を補うことが第1です。水分不足の肌に油分を与えても、皮脂膜は回復しないので注意しましょう。

外気が乾燥すると肌の水分も奪われますから、エアコンの中にいるときは、メイクの上からでも化粧水をスプレーするなど保湿を心掛けましょう。食生活の面では、ビタミンCやヒアルロン酸、コラーゲンなどを積極的にとるといいでしょう。

たるみ

月曜日, 1月 18th, 2010

たるみとは、皮下の筋肉が下垂してしまっている状態のことです。

特に顔は、表情を作る表情筋と呼ばれる筋肉が張り巡らされているため、たるみやすくなっています。

加齢によって肌の弾力を作るコラーゲンやエラスチンなどの線維が減少していくと、肌のハリが失われていきます。それと同時に、表情筋を支える力も弱まるため、表情筋が垂れ下がってきます。さらに年齢を重ねると、顔の筋肉そのものが少しずつ緩むため、顔に一層のたるみをもたらします。

たるみの原因は加齢がほとんどですが、若くてもコラーゲンやエラスチンは大量な紫外線を浴びると破壊されてしまうため、注意が必要です。

また体重が大幅に増加すると、皮下脂肪の重みに筋肉や皮膚が耐えられなくなって、たるみが発生する場合があります。逆に急激に痩せてしまうことで、皮膚が余って、たるんでいるように見えることもあります。たるみを防ぐためには、急激な体重の増減を避けたいものです。

また顔のむくみに対してケアを行わず放置しておくと、余分な水分が身体全体にたまって、重力が生じて下がってきます。少しずつ変化していくため、自覚がなく、気づいたときにはたるんでいることがあります。そのため、たるみ防止のためにもむくみは早急に解消することが大切です。

顔のたるみは、頬、口元、あご、目元などにできやすいものです。特に、まぶたや目の下などは、もともと皮膚が薄いため、たるみやすい部分といえます。加齢はもちろん、ストレスや偏った食生活、疲労、睡眠不足など、生活面での影響も大きいようです。スキンケアではていねいな保湿を心がけ、コラーゲンやエラスチンを積極的にとるようにしましょう。

ソバカス(そばかす)

月曜日, 1月 18th, 2010

ソバカスとは、紫外線の当たる部位にできる淡い茶色の小さなシミです。

小豆粒程度の大きさで、炎症はありません。医学的には「雀卵斑」(じゃくらんはん)といいます。ソバカスは色白の人にできやすいことが分かっています。

遺伝的要素も強く、5~6歳から出現し、思春期以降に目立ち始めます。成人後は、一般的には薄くなっていきますが、濃いシミになってしまうケースもあります。

遺伝以外のソバカスの原因は、皮膚内のメラニン色素の増加です。紫外線を大量に浴びると、メラニン色素の生成が活発になり、紫外線から肌を守ろうとします。しかしメラニン色素が増えすぎると、ターンオーバーと共に体外に排出されず、表皮に残って沈着することがあります。

また新陳代謝が悪くなると、ターンオーバーの周期も乱れ、メラニン色素が定着しやすくなります。他にホルモンバランスの変化も、ソバカスをもたらすことがあります。本来であれば、年齢と共に薄くなるソバカスですが、紫外線や間違ったスキンケアによって増加する場合もあると心がけておきましょう。

ソバカスのケアでは、肌のターンオーバーを整えることが一番大切です。洗顔で汚れをきちんと落とした後は水分をたっぷり補い、乳液やクリームなどで適度な油分を与えます。さらに年間を通じて日焼け止めをつけ、帽子や日傘を利用して、紫外線を防ぎます。

食事の面では、ビタミンCを多くとるようにし、偏った食事や喫煙を避けます。皮膚科や美容外科に相談すると医療レーザーによる治療やフラッシュ光による治療が受けられます。

くすみ

土曜日, 1月 16th, 2010

くすみとは、さまざまな原因で肌色が冴えず、やや黒ずんでいるように見える状態のことです。

くすみは誰にでも起こる現象といえます。たとえば洗顔後の肌は透明感があり、白く見えますが、時間がたつにつれて透明感は失われ、少し黒ずんでいるように見えます。

それは皮膚の皮脂が外気に触れて酸化することが原因といわれています。この程度の自然なくすみであれば、洗顔をするだけで解消することができます。

他にくすみの原因には、乾燥や老化した角質の肥厚化、血行の不良などがあげられます。皮膚の内部で水分を保つ力が弱まると、肌のキメが乱れて表面に凹凸ができます。すると光を乱反射して、肌が黒ずんでいるように見えるのです。

また紫外線や乾燥による肌トラブルや加齢現象によって肌のターンオーバーが乱れると、古い角質がいつまでも剥がれ落ちず、肌の表面に厚く重なっていくため、透明感がなくなります。

こうした原因の場合は洗顔ではくすみを取ることができないため、水分を十分に補給し、ターンオーバーを整えていくことが第一になります。

血流もくすみに大きく影響します。血液の循環が悪くなると、皮膚細胞に栄養や水分が行き渡らないため、老廃物が体外に排出されにくくなります。すると古い角質が剥げ落ちず肌に残り、くすみの原因となるのです。

運動や入浴で血行を促し、 L-システイン、ビタミンC、E、などをサプリメントで補うといいでしょう。また喫煙は毛細血管の中にあるヘモグロビンを減少させるため、肌のくすみを増すことが分かっています。禁煙あるいは節煙を心掛けましょう。

クマ(くま)

土曜日, 1月 16th, 2010

クマとは、くすみの一種で目の周辺によく見られるものです。

目の周りには多数の毛細血管があり、血液によって目に栄養や酸素を送り込んでいます。

しかし、血行が悪くなると、目の周りの皮膚から毛細血管が透けて見えます。睡眠不足や目の疲れ、ストレスによって血行が悪くなると、血液中にあって、本来は鮮やかな赤色をしているはずのヘモグロビンが減少し、青いクマができます。特に目の周囲の皮膚は0.1mm程度で、とても薄いため、他の部分より目立つのです。

血液やリンパの流れを促すには、マッサージがお勧めです。また熱い蒸しタオルと冷やしたタオルを交互に当てることでも血行が促されます。貧血も血行を悪くして青いクマを作る場合があるので、ミネラル分やヘモグロビンを作る働きがあるビタミンB6を含む食品やサプリメントを取り入れるといいでしょう。

目の下にできる黒い影のようなクマは、皮膚のたるみが原因です。加齢によってコラーゲン繊維が劣えると、特に目立つようになります。

また目や表情を動かさないと、目の下の脂肪を支える筋肉が衰えることもあります。クマと同時に小じわやたるみなども目立つようであれば、目もと専用のアンチエイジング化粧品でケアをしましょう。

茶色っぽいクマは、新陳代謝が乱れてメラニン色素が沈着したのが原因です。また血行不良によってできた青いクマをケアせず放置しておくと、茶色に変色してしまうこともあります。

目の下から頬は、紫外線を浴びやすい部位ですから、外出時には必ず日焼け止めをつけ、メラニンの生成を抑えるビタミンCをとるようにしましょう。

シミ(しみ)

土曜日, 1月 16th, 2010

シミとは、皮膚内で作られるメラニン色素が皮膚の表面に沈着してできた黒い点のことです。

シミの種類のうち、ソバカス、肝斑(かんぱん)、花弁性色素沈着(かべんせいしきそちんちゃく)の3種は紫外線の影響でできます。

皮膚に紫外線を大量に浴びると細胞内に活性酸素が増え、表皮内の基底層にあるメラノサイトが刺激されてメラニン色素の生成が活発になります。そのため皮膚の色が一時的に黒くなりますが、新陳代謝によって新しい皮膚が生まれる際にメラニン色素は剥げ落ちて、肌の色が元通りになります。

ところが肌の一部にメラニン色素が残ると、沈着してシミになるのです。できたシミのうち、薄いものをソバカス、褐色で左右対称の位置にできるものを肝斑、背中や肩にかけてできる豆粒大のものを花弁性色素沈着と呼びます。

炎症性色素沈着はニキビややけどなどの炎症が原因でできるシミ、老人性色素斑は加齢によって額から頬にかけてできるシミです。

女性の場合は、排卵日から生理が来るまでの約2週間はホルモンの関係でメラニン色素が活発に生成されます。妊娠中にもメラニン色素が多く作られます。

また体内の活性酸素はストレスや喫煙、ビタミン不足などでも増えることがあります。シミの原因はさまざまですが、日焼けどめをつけて紫外線を防止し、肌のターンオーバーを順調にしておくことで防ぐことができます。

できてしまったシミのケアは、メラニンの排出に働くビタミンCが配合された化粧品やサプリメントを利用する他、マッサージや入浴で血行を促進して新陳代謝を高めます。

うるおい不足の肌はターンオーバーを乱しますから、水分補給も欠かさないようにしてください。

白ニキビ(しろにきび)

土曜日, 1月 16th, 2010

白ニキビとは、初期段階でできる白く見えるニキビのことです。

毛穴が開いて中が見えて黒い状態になっているニキビは黒ニキビ、毛穴が閉じている状態のものは白ニキビと呼ばれています。

白ニキビができると、患部の皮膚が一時的に盛り上がります。毛穴がふくらんでいて自然に潰れていくタイプのものと、皮膚の奧にこもって潰れないタイプの2種があります。

白ニキビは、毛穴が閉じている状態のときに、古い角質が厚くなって毛穴の入り口をふさぎ、余分な脂肪が表皮の下に溜まっていくと発生します。

本来であれば古い角質は自然に剥がれ落ちていきますが、極度に肌が乾燥している場合やホルモンのバランスが崩れている時には、体内で古い角質を落とす働きをする酵素が正常に働かなくなります。

そのため古い角質はどんどん厚くなり、皮脂も溜まっていきます。白ニキビの部分に、皮膚の常在菌であるアクネ菌が増殖すると、ニキビは炎症を起こし、さらに治りにくくなります。

白ニキビができたときには毛穴をふさがないように心掛けます。ファンデーションをつける際には、厚く塗らないようにしましょう。メイクの汚れはクレンジング剤を使ってきちんと落とし、洗髪の際にも、シャンプーやトリートメント剤が患部につかないよう注意します。

クレンジング後は刺激の少ない洗顔料でていねいに洗い、保湿ケアを十分に行えば、余分な皮脂の分泌を抑えることができます。また白ニキビは潰すと炎症が悪化し、毛穴が広がる原因にもなるので、絶対に潰さないようにしましょう。

炎症ニキビ(えんしょうにきび)

土曜日, 1月 16th, 2010

炎症ニキビとは、症状が悪化して腫れや痛みを伴うようになったニキビのことです。

ニキビが炎症を起こすのは、毛穴に溜まった皮脂が増加して、アクネ菌が増殖することによって、皮膚の免疫機能が発揮されるためといわれています。

アクネ菌は、増殖の過程で活性酸素を発生させます。活性酸素の殺菌作用は非常に強いため、必要以上に増えると細胞を傷つけていきます。

活性酸素が皮膚細胞を傷つけると、体内の免疫機能が働いて、白血球などの免疫細胞が活性酸素と戦うようになります。活性酸素と戦い、死んでしまった免疫細胞は膿(うみ)となって、毛穴に溜まっていきます。これが炎症ニキビの正体です。

ニキビが炎症を繰り返すと、アトピーなどのアレルギーと同様に、過剰な免疫反応が習慣化される場合があります。たとえばアクネ菌が多量に増殖していない場合にも、過剰な反応をし、その結果、炎症が進んでニキビが促進されていくことがあります。

炎症が皮膚の表面で留まっていれば、ターンオーバーによって新しい肌を再生することができますが、皮膚細胞を作り出す基底層にまで影響が及ぶと、新たな皮膚細胞を作り出せなくなります。

そうすると傷ついた細胞を補完することができず、肌の表面はクレーター状になり、色素が沈着する、いわゆる「ニキビ痕」が残ります。

炎症ニキビを予防するには、過敏になった免疫機能を正常化し、活性酸素の発生を抑えることが必要です。皮膚科で抗生物質を処方してもらう他、ビタミンCなど強い抗酸化作用のあるサプリメントをとることによって、免疫力を整えます。

ニキビ痕(にきびあと)

土曜日, 1月 16th, 2010

ニキビ痕とは、ニキビが炎症を起こして皮膚組織を破壊した状態のことです。

ニキビができてもそのまま放置していたり、適切でないスキンケアや治療を行うと炎症を進ませる場合があります。その他、肌につける衣服や寝具を不潔な状態であったり、ニキビの治療後に患部を保護しないことも原因になります。

ニキビ痕には陥没型(かんぼつがた)と隆起型(りゅうきがた)の2種類があります。炎症によって皮膚組織が欠損または萎縮した場合、欠損した部分に増殖した肉芽組織(にくがそしき)が古くなって、繊維化していきます。

すると皮膚の表面に瘢痕組織(はんこんそしき)ができ、陥没型のニキビ痕となります。一方、破壊された組織が正常に修復されず、増大してしまった場合には隆起型のニキビ痕ができます。

ニキビ痕は軽度の場合は、化粧品で治療ができます。凹凸が少ないようであれば、フルーツ酸を配合した美容液などでケミカルピーリングをし、角質層を削り取ることで改善が期待できます。

ニキビ痕に色素が沈着している場合は美白用化粧品を利用します。重度のニキビ痕には美容外科でのレーザー治療が効果的といわれています。医療用レーザーを照射することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ニキビ痕も消していきます。

最近では線維芽細胞成長因子(せんいがさいぼうせいちょういんし)であるFGFを用いた治療も注目を集めています。FGFに炭酸ガスレーザーを組み合わせることによって治療効果が高まったという報告もあります。